50過ぎて卒業式みたいに胸がキュンとなるの
初老です。ご無沙汰しております。
気の向くままに時には布団の中、またある時はトイレの中と
書きたいときに書きたいことを、書きたい場所で好き勝手やって来たこのブログですが
心の奥底のもっと奥、ワンネスに繋がるくらい沈み込んだら結局、
「親父ギャグ書きたかっただけじゃね?」とバシャールに言われた。
この567禍でそんなことやって、ふざけてる場合じゃない
戦っている人・不幸にも感染してしまった人達や縁者の方。
胸中を考えると、「明日何、書こうかな」
なんて
考える事すら、不謹慎に感じてパタリこの記事の更新はやめた
のだが
今、何故キーボードを叩きたくなったのか。
それは胸を締め付ける悲しさ
もっと奥に沈んだらバシャールにまた、それは悲しいんじゃない
「寂しいんだよ」とまた悟される
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
感染を危惧して一時は休止していた出前配達のアルバイトだが
ご時世は猫の手も借り切ってしまったようだ。
世は、この老いぼれたインドア派の復活を求め、また社会へと復帰させた
外食と中間食、店舗にお客さんも呼び込み、なおかつ出前配送をする形態の
どこにでもある飲食店で初老は出前配達をしている
久しぶりに復帰だ
が
愕然とした。半年前のことだ
ー店舗に客がいないーこんなにも悲惨だったんだ
現実を目の当たりにした。
「今、どこでもそうだってば」と言われてしまえば、それまで。
しかし、もうそんな状態から今、6ヶ月が経過している
初老が「北斗の拳」にリアルタイムで熱狂している時代にできたこの店舗。
もともと客足がかんばしくなかったのだろう。が
味には自信があったのだろう
経費の補填・生き残りをかけて早々出前配送を始める。
この出前が起死回生となり、今まで存続が出来ていたはずの店舗。
はずと書いたのは
直接、経営者と話をしたことがないから。
しかしながら
安達祐実が家なき子に主演していた時より、小さくて可愛いながらも
初老も経営者のはしくれだ
この状態で、あとどれくらいこの店舗が存続するかはピンとくる
同時にコロナ前後で半年間、俯瞰して観てきたが何も変わらない。
どう考えても店舗の規模が大きすぎる。
せっかくの出前黒字がテナント料と人件費でババブルの如く、消えているに違いない。
内部留保うんぬんの問題ではない。
正常な経営者なら、もう初老が「アレ?」と疑問を持つ前に
何か対策を打つだろう
が
まったく何も見えない
あがこうとする様子すら皆無だ。
経営者の経営センスに疑問を持つ
恐らくはこれ以上傷口が広がる前に店を、たたむだろう
むしろ、そうなることを望んでいる感は否めない
「持って3ヶ月」
これが初老の出した答えだ
決算時期は知らないが、3月末に幕引きの可能性もあるだろう
この事実にがヒシヒシと迫りくる2021年2月。
■息子を大学へ進学させるため、一生懸命働いているシングルマザー
■夫が身体を壊し、昼夜問わず店舗で働く60代の女性
■地方から親の仕送りをもらわず単身、バイトで大学に通う学生
■就職した直後会社が倒産した、配達のアルバイトをしているの22才の奥さんは
今妊娠中だ
■父の会社が倒産し一年。父の仕事が見つからずに進学をあきらめ、就職先を探すも
見つからずにアルバイトをしている、美容の道を断念した元JK
■40歳で、激務から2ヶ月前に体調を壊して入院。まだ復帰できない厨房一筋の男性
■年齢・性別関係なく閉店後にバカ話をして笑いあった、みんな
これからどうなってゆくのだろう
そろそろ解雇予定通知書が手元へ届いてもおかしくない時期だ
必至に生きているみんなに
それぞれの人生に、経済的な不安が迫っている事実を教えるべきだろうか
身近な人たちのこれからを思うと、悲しみが胸を襲ってくる
しかし
この胸の息苦しさの真意は、そこじゃない
それに気が付いた今、どうしていいのかわからずに、記事を書き進めていた
ほんとうは、寂しいんです
そう、ずっと忘れていた卒業式の胸を閉めつけられるよな感覚
インドア派なんて、カタカナにして自己肯定を繰り返してきましたが
どこかで社会と、人とつ繋がっていたかったのに、本音は
みんなと別れて一人になるのがとても寂しい
結局自分のことしか、考えられない偽善者だという事に気が付いた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ソーシャルディスタンス」
この言葉初めて耳にした時
50代男性の約38%の心の中に、激しい風が吹いたという。
愛のレジスタンスが燃え上がったが、同時に「さよなら」は
唯一度の、あやまちだった事にも気が付いた。
結果500マイル離れたが、夜が来た時また心は求め合ったそうだ
(全て初老都市伝説調査班の独自調査による)
今回はこれでおしまいです
最後まで御覧頂ありがとうございました。
ーまた、いつの日かー