50代初老が低所得に転落したら日常すべては都市伝説だった件

日常に潜む「はウっ!」とした瞬間を切り取る。信じるも信じないも自分次第

あと10日。Xデーが訪れてもインドア初老は決してあなたを忘れない

 


残された猶予はのこり10
ほど

( 【初老自分都市伝説】陰謀調査班の独自調査による)

あかん
もうダメ
もうダメやんと

それに無防備な程意識をフォーカスしてしまうと
終止符はさらに速まるとの調査結果 

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 カウントダウンがいよいよ始まった
Xデー回避のため
神に祈り 仏を拝む

 このジリ迫の現実に「はァうっ!」と
ならずにはいられない

 

 

ーこれはあくまでー
世の中の底辺にいる初老一人だけに
迫りくる初老自分都市伝説

 

 

ーあなたの現実にはー
全く当てはまらない
パラレルワールド
信じるも信じないも初老次第

 

 

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老若男女問わず
誰もが日常生活で必要不可欠な
白くて長いアレ」と言えば

皆、口をそろえて
「フンドシ」と答えるだろう

 

 しかし世間から
あっさっての方角に吹っ飛ばされている
初老の場合は即答で

「トイレットペーパー」とアンサーする

いつも日常を
そっとそっと
支えてくれてる存在

「あ、もう1ロールしかないやん」で

「そろそろ補充してもらえませんか~」
的な

決して自己主張などする存在ではない
つつまじい影の立役者だった

 

しかし今

 

時代からもてはやされ


奴は豹変してしまった

 

 

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今や
見えない巨大なオーラをまとい
時に、後光さえ解き放つ

それは
残り3ロールになった時

突然の衝撃だった

「あと、たった10日やで。」
「10日後、あんたおしまいや」

「はよ補充せんか、ワレ」

 

脅しとも思える狂喜の変貌。

 

トレンドという強烈な組織が
後ろには見え隠れする

恐るべき威圧感そのままに
奴は
カウントダウンを始めた・・・

 

 時流に乗る強者の脅しは
ピラミッド社会の底辺に
位置する弱者を真っ先に直撃する

つまり今

初老自分伝説取材班には
強制的に
最速のレスポンスが急務だ

生誕50年のプライドに賭け

小鹿プルプルの足元だけは
決して悟られてはいけない

 

せめて

笑顔で旅立とう

いつもの世間に怯えて生きる
初老の暗い面影は
今はもうない

開き直ったインドア派は
かろやかで
さわやかだった

 ーさあ出かけようー
ペーパー探しの冒険へ

 

 

 

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3時間、世間の荒波に揉まれ
お約束の結果になっても

 

インドア派には
世の中のリアルが理解できた
身になる1日だったよ

 

なんて

感慨にふけってはいられない
Xデーはわずか10日後だ

その間も
カウントダウンは止まらない



今こそ冷静に考えろ
思考をフル回転させて・・・

 

カラっカラの雑巾を絞ったところで
一滴の水が出るはずもない

 

絶望に無双した
その時

 

突然の名案コペルニクス
脳内に降り注いだ

 

 

 

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現れた神のご加護の正体
それは

震災の大停電の後
崇め奉ったウォッシュレットだった

 

 

確実にピンポイントにいつもより長く

そして

いつもより強くだ・・・・・

 

「これを忠実&確実に実行しフィニッシュへ導くのだ」

「乾燥もいつもの2倍実行せよ」

 

そういって
トイレの使者は去っていった

 

さようなら
屈辱的な冒険の旅

 

さらば
トイレットペーパー

 

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缶ビールを飲み干すそのまえに
もよおしてきた

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ついに
この教えを実行に移す時がきた

 

 

 

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 おもむろに事をなした後

いよいよだ


慎重に確実に狙いを定める

勿論、水圧は最強だ

虹が出るくらい
よろしく噴水は
いつもの3倍の時間が目安だ

 

 

だが
この教えはは開始後6秒で
誤りだったことに気付く

 

力強い水圧に初老の大腸ホルモンは
驚きを隠せず
すぐさま、また振るえはじめたのだ

大放出を繰り返す
すっパマンの口は閉じる事を
すっかり忘れてしまった

 

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そもそも

この教えには
重大な欠点があることに
遂行前に気付くべきだった

初老は身体が固い

自らのすっパマンの口が
爽やかにそして、すがすがしく
なっていることを

どうやって確認するのだ?

必至に後方確認しても
現実は右デン部のイボを
目視確認するのが精一杯

 

という事は

何を根拠に
成功の是非が問えるというのだ

 

トイレットペーパーは本来
人生において必要なのだろうか?

なんと馬鹿げたレジスタンス
だったことか

 

 

 

 

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 【トイレットペーパー様】 

今更

海よりも深く反省していますと
心からの弁を持ってしても

変わってしまったあなたは
きっと許してはくれないだろう

 

カウントダウンが最期を迎え
やがてXデーが訪れても

初老のトイレから
あなたが消えてしまっても
私はけっして忘れはしない

 

あなたが暮らしてくれた
そこを尊び

そして
これからは憩いの場として
永遠にあなたを語り継ごう

 

           ー初老都市伝説取材班一同より 愛をこめてー

 


 

 
今はもう

インドア初老がXデーを回避できる確率は
皆無なのかもしれない

今はもう
祈ることしかできない

しかし

もしも奇跡が起こり
これからも
我が家に君臨してくれるなら

その時は

 

永遠にあなたを崇めよう


 

 

 

 今回も最後まで御覧頂きありがとうございました

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